3日付で読売新聞は「「警察来る」…警官、金塊窃盗容疑者に漏らす?」として、以下の記事を配信した。
福岡市博多区で7億5800万円相当の金塊が盗まれた事件を巡り、福岡県警と共同で捜査する愛知県警の複数の警察官が逮捕前の容疑者側に捜査情報を漏らした疑惑が浮上、同県警が地方公務員法違反(守秘義務違反)の疑いもあるとして調査を開始した。
捜査関係者によると、福岡県警が名古屋市などの容疑者グループを特定し、今年3月、通信傍受法に基づき、容疑者らの携帯電話の通話を傍受した。この結果、愛知県警の警官が容疑者の一部と連絡を取っていたことが判明した。「もうすぐ福岡から警察が来る」「福岡が捜査を進めている」という趣旨の発言や、容疑者側が複数の警官とやり取りしていたことをうかがわせる言葉などが確認された。
捜査関係者によると、この頃、容疑者の一部が、被害者側に示談金1億5000万円を示して被害届の取り下げを持ちかけていたことも判明。容疑者側が情報を基に逮捕を免れようとした疑いもあり、両県警が慎重に調べる。
引用以上
職業的犯罪者と断じて良い、野口和樹・直樹兄弟が中心となり引き起こした金塊強奪事件で愛知県警がまた犯罪集団に捜査情報を漏洩していたことが判明した。またというのは、愛知県警は2013年に暴力団の「直営」風俗店グループであると目される、「ブルーグループ」による警察官脅迫事件において、県警内にブルーグループの内通者が存在したことが発覚し、逮捕起訴され有罪判決を受けているからである。この事件の時にも、起訴された警察官は犯罪グループより「接待」を受け、カネももらっていたことが明らかになっている。「カネ」と「欲」で職務を忘れ、犯罪集団に与したのである。
この事件と同様に、愛知県警の「乞食」警官が、犯罪常習者で社会の害虫と呼ぶにふさわしい野口兄弟らに捜査情報を漏洩していたのである。その結果、犯罪集団は被害者に示談を持ち掛け、逮捕を免れようとしていたのである。この示談の持ち掛けは、弁護士を通じてのものと思われるが、この弁護士の倫理観も大いに問題にすべきであろう。なぜなら、この弁護士は犯罪集団が愛知県警からの情報を元に示談の依頼をしたと思われるからである。
警察官は我が国の治安維持の役割を与えられているにも関わらず、犯罪集団と結託したのであるから、愛知県警はこの情報を漏洩した警察官の周囲を徹底的に調査すべきであろう。同じような警察官が存在するのであれば、即刻懲戒免職にするべきであろう。
問題警察官は、警察を懲戒免職になると犯罪集団に「飼われ」情報収集や、証拠隠滅のアドバイスを行うことも多い。職務への誇りも何もない不良警察官や元警察官の取り締まりの強化は必要であろう。また何度も述べるように「社会正義の実現」と真逆の行動を取る「犯罪幇助・犯罪隠蔽」弁護士の取り締まりも同様に必要なのは言うまでもないのである。
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